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電気コタツの中にいる猫は危険だそうです。


電気コタツの種類や猫の品種にもよりますが、

約30分で猫の表面温度は230度まで上昇します。

その温度上昇の過程で、コタツの中にいる猫の毛が発火してしまいます。


しかし、電気コタツの中は機密性が高い密閉空間なので、

燃焼に必要な十分な酸素が存在せず、すぐに火が消えます。

火が消えたので安全になったか、というとそうではありません。

このとき電気コタツの中には二酸化炭素と可燃性のガスが溜まっています。

このガスが溜まっている状態のときに、コタツ布団を捲るなどして、

外気が電気コタツ内に流れ込むと、可燃性のガスと酸素が混ざり合い、

バックドラフトという爆発現象が起きてしまいます。


コタツで寝ている猫も、流石に自分の毛が燃えると、びっくりして外へ飛び出してします。

猫がコタツ布団から飛び出す際に開いた空気の通り道から酸素が供給されて猫バックドラフト。

コタツの猫は死と隣り合わせ。デッドオアアライブにゃあ。


電気コタツから煙が出ている場合は、コンセントを抜き、迅速に消防へと連絡しましょう。

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